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土曜日の内進クラス、新年度のスタートです!

こんにちは。ことばの発達アドバイザーのまゆみです。

昨日より、新年度のレッスンがスタートしました。

内進の方も、受験の方も、入学前までに習得してほしい基本は同じで、大きな柱が2つあります。1つ目は、

<話を聞くときには、耳を傾けて聞くこと>
どの小学校でも、先生のお話が聞けなかったら、「何を話すのだろう」と興味が持てなかったら、学習も吸収できません。

「うちの子はじっとしていなくて・・・」「集中できないの」など、皆さんからよく伺います。繰り返しの習慣で、じっとしている時間も集注している時間も長くなっていきます。「長く」、と言っても10分できたらOKです!


どこのお教室の先生もそうだと思いますが、お話の記憶や、指示、問題文を読むときも「一度」しか言いません。何度も聞き直せば答えてもらえると思うと、子どもは適当に聞きますが、一度しか言われないとわかると、耳を傾けて集中できます。

年少さんの時から積み重ねている彼らは、今日も真剣に耳を傾けてくれました。もちろん、60分のレッスン、常に集中できるわけではありませんから、内容にもメリハリをつけるようにしています。


私のレッスンでのもう一つのポイントは、<ペーパーは答えを間違えた方が良いこと>と、子どもたちに伝えます。

小さい時から「合っているのが良くて、間違っているのがダメ」と学習してきている子どもたちは、間違いたくなければ、お隣の答えを見たり、「わからない」と言って回避したり、考えようとしなくなったりします。月齢が低いからこそ本能の自己防衛です。

そんな習慣がついてしまうと、せっかくの幼児教育も悪者になってしまいます。

間違えは多くてOK、たくさん間違えるから覚えられる、今わかってよかったね、そんな意味を込めて「ラッキー」と伝えます。

「できないから、やるんだよー、できていたらやらなくていいし、先生いらなくなっちゃうんだから」と伝えると、「そうだね!」と笑ってくれ子どもたち。とても素直です。

「遊びは学び、学びは遊び」と「いわれるように、子どもたちは「楽しい」から学び、吸収します。ご家庭でサポートしていただく際もぜひ、楽しめる工夫をお願いします。

そして、大切な指示は「1回しか言わないから、よく聞いてね」と前置きして、1度にする練習をしてください。そして、ペーパーの間違いは「できていなくてがっかり」ではなく、「今気づいて未来が明るい」と考えて笑顔で「おしい!」と、進めてくださいね。

他にも、プロのコツをこっそりお伝えします!ご質問はやご相談はこちらから、お気軽にご連絡くださいませ!

ではまた、ごきげんよう。