ブログBLOG
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こんにちは。ことばの発達アドバイザーのまゆみです。
私は知育・言語発達とオムツ外しが得意分野ですが、保育スクールで15年間乳幼児の成長をみております。
そんな経験を、スクールにお越しになっている保護者様には毎日お伝えしているので、ご送迎の際についつい長話になることもあります。
私の経験も一つの経験にすぎず、すべてのお子さまに当てはまるわけではありません。一番近くにいらっしゃる保護者様が、ぜひご自身のお子さま向けにアレンジしていただくヒントになればと思っております。
本日のタイトル、「子どもに保温下着は必要か?」のお話をしたいと思います。
ご自宅では、保温下着やダウンコートなど、保護者様ご自身の冬支度が始まっていることでしょう。
今はお店に行くと、80センチのサイズから保温下着が販売されている時代です。
そのほとんどが綿100%では無いと思います。
合成繊維との違いを理解して選んでいらっしゃいますか?
大人の感覚で(自分にとって良いから)子どもにも良かれと思って、乳幼児期から保温下着をチョイスするのは、危険かもしれないとお思いになったことはございますか?
乳幼児の身体の器官は、日々経験しながら育まれていきます。味覚も聴覚も視覚も運動機能も・・・自分(大人)と同じではありません。
汗を放出することも、日々の積み重ねで育ますから、汗を吸い取ってくれたり熱を逃がす為には、保温下着を着てしまうとできなくなることもあると、認識してください。
すべてのお子さんに当てはまるわけではありませんが、汗の逃げ道がなくなってしまって、熱がこもりやすくなる危険も潜んでいます。
ダウンコートでほっぺが赤くなっていたら1枚脱ぐ、着るもので体温調節をする、などと、子ども自身の体温調節機能が健全に育つようにサポートしましょう。
数年後に熱中症になりやすい身体に育ててしまったら、やり直しはきかないですから、そんなリスクを知った上で洋服のチョイスしていただきたいと思います。
昔から「子どもは汗かきで、大人の服のマイナス1枚」と言われています。
「冬でも半袖半ズボンの子ども」年々見かけなくなりましたね。
子どもが「寒い!!」といえば「体を動かせば暖かくなるから走りなさい!」なんて言われたり、皆さん思い当たるご経験はありませんか?
お子さんを身体の強い子に育てたいなら、汗をすい取りにくい保温下着は中学生くらいまで待った方がよいでしょうね。
汗が出ない子ども、汗をかきにくい子どもに育ててしまうと、近い将来子どもが辛くなります。お気を付けください。
風邪をひかないように、寒くないように、ご心配からでしょうが、
お子さんのほっぺが赤くなったら、1枚脱がせてください。
他にも、プロのコツをこっそりお伝えします!ご質問はやご相談はこちらから、お気軽にご連絡くださいませ!
ではまた、ごきげんよう。 -